技術・設備
製粉工程
原料調達
精米
洗米
色や匂いなど、製品の仕上がりを左右する重要な作業です。
浸漬・酵素処理
水切り
サラサラの米粉に仕上げるために重要な作業です。
粉砕
袋詰
出荷
お客様のお手元に向けて送り出します。
機械設備
米粉専用製粉工場
新潟製粉株式会社は、『設立理念』に基づいて旧黒川村(現:胎内市)が国・県の補助を受けて、『微細製粉技術』による新規米粉を、世界に先駆けて実用化するための専用製粉工場を設置。
本理念を事業化し全国に普及~拡大を図るため、運営会社として旧黒川村が筆頭株主となり、各分野毎の専門家からの協力・支援を得るために、関連事業各社からの資本参加により設立されました。
2種類の微細製粉技術
2段階製粉法
ロール機で一次粉砕、気流粉砕にて二次粉砕と2段階に分けて粉砕することで微細にします。
酵素処理製粉法
酵素を用いて細胞組織を分解して気流粉砕します。
気流粉砕機
高速回転する気流粉砕機に大量の空気とともに米を送り込み、空気渦流の中で加熱を抑えながら瞬時に微細な米粉に粉砕します。
殺菌・高質洗米機
うるち白米の表面に微量に付着している米糠や不純物を洗い流し、色が白く異臭のない米粉製品を製造するための重要な作業です。
浸漬・酵素処理
お米の中心部まで吸水させて米粒を軟化させるとともに酵素で分解し、微細製粉化のための準備処理をします。
計量袋詰め機と制御・操作盤
乾燥され異物除去装置を通過した米粉をホッパーに貯め、一定量ずつ計量しながら袋につめてシールする製粉工場での最終工程です。
製粉技術
新潟県が開発した技術で新規米粉を生産
新潟県農業総合研究所食品研究センターが開発した技術で米粉を生産しています。
従来の米粉より細かく加工適性に優れた米粉の生産が可能となりました。
酵素利用製粉
パン・麺用には粒子が細かく、たんぱく質や油脂類と親和性の高い性質を有することが必要ですが、本開発技術では酵素を利用して米の組織を分解してから製粉する製法により、これらの性質を持った微細米粉の製造が可能となりました。
二段階製粉
洋菓子や和菓子用には泡立てた卵白の泡等にも浮くように軽くてより細かな原料粉が必要となります。
それに対応させるため、本開発技術では、お米を一次加工した後、さらに製粉する二段階製粉技術により可能となりました。