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新潟製粉とは

会社概要

新潟製粉株式会社は、新潟県が技術開発した「微細製粉技術」による新規米粉を、世界に先駆けて実用化するために設立されたモデル製粉工場です。
私たちは、従来小麦粉を利用しているパンや麺類、洋菓子類、家庭用調理粉などの食品に対し日本の自然条件にもっとも適したお米を米粉としてを利用することで日本の食料自給率の向上に寄与し、次の世代を担う子どもたちに日本の「食料安全保障」を大切な共有財産として残したいと考えています。

本社工場

本社工場

第二工場

第二工場

商号 新潟製粉株式会社
所在地

本社工場

〒959-2801新潟県胎内市近江新319番地
TEL.0254-47-3510FAX.0254-47-3511

第二工場

〒959-2600新潟県胎内市清水9-152
TEL.0254-44-1212FAX.0254-44-1211

※本部機構は第二工場になりますので、お問い合わせのお電話や郵便物等は第二工場へお願いします。

設立 平成10年7月
資本金 6,500万円
事業内容
  • 穀粉の製造および販売
  • 穀粉を原料とする食品の製造および販売
  • 穀粉を原料とする災害対策用保存食品の研究開発ならびにその保管および管理
取引銀行
  • 第四北越銀行 中条支店
  • 大光銀行 中条支店
  • 胎内市農業協同組合
  • 日本政策金融金庫 新潟支店

設立理念

今、私たちの日本ではあらゆるモノが豊富となり、食品の分野ではいつでも誰もが不自由なく飽食できる世の中となりました。
しかしながら現在わが国の食料自給率はカロリーベースで37%※と世界最低水準であり、さらに穀物自給率は先進諸国の中では例外的に低い数字となっています。
これは外国に食糧があり、日本にそれを買うお金があって初めて成立する構図であります。
ところが、21世紀に入り地球規模では人口増大/温暖化/砂漠化~耕作地の減少や、異常気象/国際紛争等の理由により、確実に世界的な食糧不足になるといわれています。
特に最近のコメ余りの現象をもって『日本の食糧は万全』と考えるのは、あまりにも近視眼的であり長期的な視野でコメ問題・食糧問題をとらえていく必要があります。

農林水産省ホームぺージより。令和2年ではカロリーベースで37%、穀物自給率では26%と、さらに落ち込んでいます。

食卓イメージ

幸いにも新潟県が技術確立した『微細粉技術』によって加工性に優れたコメの粉が開発され、コメの粉だけでパンや麺類・ケーキ類等をつくれるようになり、コメが小麦粉に代わり得る食品原料となりました。
元来コメは小麦に比べて10アール当たり収量が多いうえに連作障害という厄介なものもなく、栄養素にもたいへん恵まれている食材でもあります。
地球規模での食糧不足が予測され、多くの国民が食料供給に不安を抱き始めた今、従来の既成概念であるコメ=ご飯中心の粒食文化に加え、『新規米粉』の活用・普及~拡大によるコメの粉食文化を確立し、日本の食料自給率の向上をめざしていく必要があります。
次世代を担う子どもたちへ日本の『食料安全保障』を大切な共有財産として残すとともに、コメが粉として用途拡大されたことで世界に共通する食糧となり、小麦とともに地球規模の食糧不足時代に大きく貢献していくことが大切です。

パンと麺

沿革

  • 1998年7月 新潟製粉株式会社(第3セクター)設立。
  • 10月 黒川村米粉処理加工施設竣工。
  • 11月 黒川村(現胎内市)に国・県の補助をうけ、新潟県の特許である「微細製粉技術」による新規米粉を世界に先駆けて実用化するための、専用製粉工場が完成。
  • 1999年2月 海外援助物資の製粉を受託。アルファー粉を海外へ出荷。
  • 2000年2月 「学校給食等用政府備蓄米交付要領」一部改正の食糧庁長官通達により、黒川村において全国初の米粉パン・麺の学給導入開始。
    <同制度による試食実験を黒川村内小中学生・職員を対象に1998年12月に米粉パンで実施>
  • 2001年5月 石原葵食糧庁長官(前事務次官)より製粉工場および給食での取り組みをご視察いただく。
  • 2003年6月 新潟県内小中学校10万人を対象に給食での米粉パン導入がはじまり、納入開始。
    「輸入米粉調整品振替需要充当用米穀取扱要領」一部改正の食糧庁長官通達発効。新潟製粉が初適用を受ける<調整品→新規用途>
  • 2004年2月 政府米の「需要拡大製品用」用途認定を受けるべく、準備開始。
    <同9月 新潟製粉が初適用受け>
  • 2005年7月 農林水産省「振替米粉製粉資格者」に認定される。
  • 10月 政府米(振替米粉)の製粉を受託。
  • 2006年12月 すかいらーくグループ「ジョナサン」様の全店舗・全メニューで「米粉パン」の提供を開始。
  • 2007年2月 米穀機構の原料米買受資格者に認定される。
  • 2010年4月 第二工場となる新工場が新潟中条中核工業団地内に完成。

アクセス

第二工場

〒959-2600新潟県胎内市清水9-152
TEL.0254-44-1212FAX.0254-44-1211

本社工場

新潟県胎内市近江新319番地

新潟市より新潟製粉までのアクセス

新潟駅よりJR在来線・タクシーでの場合【白新線、羽越線】

JR新潟駅~~JR中条駅~新潟製粉到着(所要時間/約40分)

新潟駅より自動車での場合【日本海沿岸東北自動車道】

JR新潟駅~~新潟亀田IC~~中条IC~~新潟製粉到着(所要時間/約55分)

新潟空港より自動車での場合【日本海沿岸東北自動車道】

新潟空港~~新潟空港IC~~中条IC~~新潟製粉到着(所要時間/約45分)